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つよくあかるくたくましく生きる女性のみなさまの心と体の糧となる情報を発信している Feisty Talk。今日は、アフリカ・中近東を中心に行われている女性の人権・健康を侵害するあるまじき行為についてお伝えします。
 

 
節分に豆をまき、恵方巻をいただき、みなさんご自分やご家族に福が訪れることを祈ったばかりかと思います。どんなことをお願いしましたか?わたしたちは、先進国で自由に健康的に過ごしながらも、願いごとはつきない暮らしをしていると思います。今この瞬間に「どうかわたしの女性器が切除されませんように」と願う少女がいるなんて信じられませんよね。
 
今日2月6日は、International Day of Zero Tolerance to Female Genital Mutilation(世界女性器切除根絶の日)です。国連が定める国際デーの一つで、アフリカ・中東を中心に行われているFGM(女性器切除)の実情を広く世界の人々に認識させ、その撲滅を促進するための日として制定されました。そんな悲惨な習慣があったなんてと驚かれる方も多いのではないでしょうか。
 

 
アフリカ、中近東、アジアの30ヵ国で暮らす2億人以上の女性が、この人権を無視した文化的習慣の被害にあっているというのです。そのほとんどが15歳までにFGMをさせられるといわれています。わたしたちには信じがたい女性の尊厳を侵害する非人道的な行為としか思えませんが、その文化圏に住む人々には、成長の過程で当たり前のように行われる割礼儀式としてとらえられています。
 
宗教や地域によって割礼の内容も異なるようですが、共通しているのは、この「割礼」は、女性を男性の支配下に置くための行為であり、女性蔑視の歴史とともにある習慣だということ。結婚のために必要とされ、FGMをすれば子宝に恵まれる。しなければクリトリスがペニスのように大きくなってしまうなど根拠のない迷信を信じて行われているところもあるようです。
 
7歳の時に強制的にFGMをされた女性がその悪夢のような体験を語っています。
 
★Alifya’s Story★

 
Alifya は、7歳の時に「体の中にいる虫を取り出しにいかなくては」と地元ムンバイの古いビルの暗い部屋に連れていかれ、そこで麻酔もなくクリトリスを切り取られました。あまりの痛さに大声で泣き叫び、何日も出血し何週間も痛みがあったといいます。NYで暮らす今も思い出せば涙が出、心も体も傷ついたまま。自分の娘たちにはFGMをさせなかったし、その体験を語る自分を誇りに思っているという彼女。「この世界にこんなことをされなくてはいけない子供などいない」「子供を傷つけることになんの意味があるのか」「信仰のためになんて正しくはない」と語っています。
 
知識が少女を救ったケースもあります。
 
Tabitha’s Story★

 
ケニアに暮らすTabithaは15歳。通っている学校からはどんどん女の子たちがいなくなっているといいます。FGMをされ、幼くして結婚していくのです。彼女の親は、FGMの悪影響について学び、FGMをしなくても宗教には違反しないと信じ、娘を学校に行かせ続け、FGMを拒みました。それでも社会的圧力はひどく、地元コミュ二ティーのメンバーに娘を連れ去られ、FGMを強制的にさせられそうになったのを救い出したそうです。社会的に非難されながらも娘を守った家族。FGMをしなければ女の子は幸せになれないと信じていたほかのコミュニティーのメンバーも時とともに「FGMをしなくても女性は健康に幸せに生きていける」「FGMは悪影響を及ぼすだけだ」と意識改革をすることができたといいます。
 
この意識改革を進めているのが、UNFPA(United Nations Population Fund:国連人口基金)とUNICEF(United Nations Children’s Fund: 国連児童基金)のジョイントプログラム。2008年にUNFPAはUNICEFと共同でFGMを撲滅する世界最大の活動をスタートさせました。草の根レベルで、自治体で、国で、FGMの悪影響を知らしめ、被害にあった女性たちのサポートをし、女性やコミュニティーがFGMにNOといえるよう撲滅啓蒙活動を進めています。
 
そして、SDGs(Sustainable Development Goals)では、2030年までにこの恐ろしい習慣を撲滅することを目標にしています。
 
現在13ヵ国がFGMを廃止。15ヵ国の21,700コミュニティーの3100万人以上がFGMを廃止すると公約しているといいます。
それでも2030年までに6800万人の少女たちがFGMの被害に遭う危険にさらされています。いまアクションを起こさないと!一刻も早く撲滅活動の結果を出さないと!
 
FGMの弊害は、心理的・健康面だけではなく、この習慣がはびこっている限りは低年齢結婚が後を絶たず、少女たちの教育機会も逸してしまいます。
 
今すぐ6800万人の少女たちを救う撲滅啓蒙教育が必要なのです。
 
FGMをしなくても幸せに生きていける。
FGMは体を傷つけるだけ。
 
アメリカでは幼いころから「水着で隠れているボディーパーツはあなたがコントロールするところ。他人に触る権利はない」と教わります。
 
FGMがはびこる地域に住む少女たちが正しい知識を身につけて、NOといえるように。
家族が正しい知識を身につけて、娘を守ってあげられるように。
地域のリーダーが、行政が正しい知識を身につけて、FGM撲滅を宣言してくれるように。
わたしたちも協力しましょう!
 
ここから、撲滅活動のための寄付ができます
 
世界中の女の子たちが自ら選んだ生き方で幸せを手にいれられますように祈りながら、
さあ、今日も、つよくあかるくたくましく!
Let’s Go Feisty!
 

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