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つよくあかるくたくましく生きる女性のみなさまの心と体の糧となる情報を発信している Feisty Talk。今回は、1月19日に全米各地で開催された Womens’ March について、Go Feisty!本拠地シアトルからリアルな現状をお伝えします。
 

 
2017年1月20日にアメリカの大統領がオバマからトランプに変わり、始まったのがWomen’s March。Women’s March は、トランプ大統領の就任式の翌日、トランプの女性に対する差別的見解に抗議するデモとして発足しました。アメリカ史上最大規模の女性によるデモ大行進で、今年で3回目。今年は、1月19日(土)に全米各地で開催されました。
 

「分裂」を引き起こし続けるアメリカ・トランプ大統領

アメリカ社会は今、危機的な状況にあるといっても過言ではないでしょう。世界のメディアもアメリカ国内の「分裂」について語っていますが、マイノリティーとしてアメリカに20年以上暮らしてきて、これほど居心地の悪い思いをしたことがありません。トランプ大統領の登場で、表に出すことがはばかれていたアメリカ社会の陰湿な膿が一気に吹き出てきたようなかんじがします。それもじくじくとして、かさぶたになるのにもまだまだ時間がかかるようなひどい膿。
 

 
大統領としての品格・人格がない。
公然とマイノリティー・弱者を卑下する発言を続けている。
過去の女性関係について、大統領選挙を左右したとされるロシア疑惑、脱税問題など、嘘で固め、自分に対するネガティブ報道をするメディアを「フェイクニュース」の一言で逃れようとしている。
 
そんな人物が一国の長である。
その結果、わたしたちの毎日の生活の中でのヘイトクライムが増えている。
FBIのデータによると、トランプが大統領に選ばれた翌日から全米各地でのヘイトクライムが一気に増加したという。【The Washington Times “Hate crimes rose the day after Trump was elected, FBI data show” 】
 
Make America Great Again ! をスローガンに選挙運動をしていたトランプ。
この「偉大なアメリカの復活」のメッセージを、「非白人や女性、弱者の権利が確立されていなかった古き良きあの頃のカムバック」と取り違えたバカどもが残念ながら大勢いたようです。そして、女性やマイノリティーに対する侮辱を公言していた人物が、世界一の大国の長に選ばれた。そして大統領の言動を模倣して何が悪いか!という風潮が確立されてしまった。今までタブーとされていた、あからさまな人種差別、弱者への心無い発言がぼんぼんと飛び出てくる―それが今のアメリカ社会だ。
 
大統領に選ばれる以前からも人種差別的発言を続けてきたトランプ。
 
2018年1月に、ニューヨークタイムスが発表した記事『トランプの人種差別:決定的なリスト』には、トランプの許しがたい言動の歴史が一目瞭然である。
 
「黒人は怠け者」
「メキシコ移民はレイピスト」
「イスラム教徒のアメリカ入国を禁止させろ」
 
ヒスパニック系のミスユニバースのことを「ミス家事手伝い」と侮辱し、白人至上主義の団体や政治家を擁護...。今も毎日のように Twitter で言いたい放題の品もモラルもない大統領。
 

Womens’ March 炸裂する女性パワー

そんなトランプ大統領への抗議運動としてはじまったのがWomens’ Marchであるが、女性たちは、ただ文句をいいつづけているのではない。
 
TWO YEARS OF RESISTANCE.
TWO YEARS OF TRAINING.
TWO YEARS OF BUILDING POWER.
 
2年間の抵抗
2年間のトレーニング
2年間、力をつけてきた女性たち。
 

自分たちがサポートするアジェンダをプラカードにしてマーチに参加したシアトルの親子

 

男性もマーチに参加。ワシントンDCでのマーチ

 

アジェンダ入りの手づくりのブランケットをまとうシアトルの女性たち

 
2019年1月19日、女性たちはトランプ大統領のお膝元のワシントンDCを皮切りに、全米各地で、世界各地でアジェンダを抱えて集ったのだ。時間とともに忘れられてしまう抗議運動で終わることなく、これから前を向いて自分たちの力で何を変えていくのかを明確にした。
 

  • Ending violence against women & femmes(女性に対する暴力の撲滅)*femmesは、女性らしく生きる人々の意
  • Ending state violence(国家的暴力)
  • Reproductive rights & justice(生殖権と正義)
  • Racial justice (人種間の平等)
  • LGBTQIA+ rights (LGBTQIA+の権利)
  • Immigrant rights (移民の権利)
  • Economic justice & worker’s rights(経済的平等&労働者の権利)
  • Civil rights & liberties(人権擁護)
  • Disability rights(障がい者の権利)
  • Environmental Justice(環境正義)

 
1日限りの抗議活動ではなく、1年中アジェンダを抱えて活動し、自分たちの力で政策を、社会を変えていこうという勇ましいプランである。
 
この大きなムーブメントを率いるのが20名の様々なバックグランドを持つ女性たち
 
世界中の女性のファイスティーなエネルギーがWomen’s March で結集し、次のマーチまでにどれだけ結果を出せるか、そしてまた次のマーチまでに・・・と女性たちは自分たちに課したアジェンダの実現に向けて活動していくのだ。大統領が差別をするのなら、差別をなくさせよう。弱者を守らない法律があるなら、守らせよう。自分たちで世の中を変えていく。偉大なる活動である。
 

 

わたしたちが遠隔地からでもできること

あなたも傍観せずに、参加してみませんか?
 
ここから、アジェンダへの支持を表明できます。https://womensmarch.com/agenda
 
ここから、Women’s March のメンバーになれます。https://www.joinwomensmarch.org/
 
ここから、活動を支援するグッズが購入できます。https://shop.womensmarch.com/
 
差別するな!と抗議をするだけではなく、差別をなくすための提案、運動がはじまっています。携帯からのアクセスだけでもできることもあります。あなたもできることをはじめてみましょう!
 
さあ、今日も、つよくあかるくたくましく!
Let’s Go Feisty!
 


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