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あんな人が、こんな人が、世の中には、いるいるいる!
世界中で活躍する Feisty な人々をクローズアップ。
Feisty な刺激をいただこう!

 
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 ■ Megumi Ijiri
 ■ Ruth White

 
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あなたのそばには、どんな Feisty な人がいますか? この人は、すごい! という方をご紹介ください。採用されると Go Feisty! オリジナルTシャツプレゼント!

 
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Ruth   Ruth White
B.D.: 01.05.1964
Title: ドクター。大学教授。
Favorite Saying: "Shit happens!" "Why not?"
Hobby: 笑う。しゃべる。またしゃべる。
Feisty Level 5  
  さわやかにいけてます。
 

「一生懸命自由に生きよう!」

ファンキーな大学教授!

「シアトルの太陽」わたしが、そう勝手に呼んでいるのが、この方ルース。
雨の多いシアトルのどんより寒々しい日にも、ルースに会うとスカーッと爽快になるからだ。 ピアスの輝く鼻をふくらまし、大きな目玉をぐりぐりまわし、彼女はいつもガハハハハと笑っている。 そしてノンストップにしゃべくりまくる。彼女の話はおもしろくネタがつきることはない。スリムな長身。 すべすべの黒い肌。ミニスカートの下から覘くは、すらりと伸びたながーい足。 スーパーモデルには見えても大学の教授には見えない。ルースはそんなかっこいいFeistyレディーだ。

イギリス→ジャマイカ→カナダで培ったFeisty Spirit

ルースは、イギリス生まれ。そして幼少期を両親の故郷ジャマイカで過ごした。
きれいな海に囲まれた大自然の中で太陽をさんさんと浴び、のびのびと過ごした楽しい思い出がジャマイカにはあるという。 14歳の時にジャマイカの政権悪化を危惧して家族とともにカナダへ移住することになる。
ジャマイカでは、黒い肌の人々に囲まれ、自分の肌の色など気にしたこともなかったのに 移り住んだオタワの郊外の静かな街には白人ばかり…。
「ねえ、ちょっと触っていい?」
「なんで髪の毛ちりちりなの?」
「おまえ黒人なんだからバスケうまいんだろ?」
同級生にも街の人にもめずらしがられたという。
露骨にいやがらせをされたことはないが、「人種差別」は、やんわりと実感させられた。
成績優秀、スポーツ万能、そのうえ話上手でフレンドリーなルース。
男友達もたくさんできた。ミドルスクールでもハイスクールでも人気者だった。
だけど誰もデートには誘ってくれなかった。
「人種差別はしちゃいけないってわかってる良識ある白人に囲まれていたけど、 やっぱりディープにはつきあってもらえなかったのよね」
と彼女は言う。だけど、彼女はへこみやしなかった。

"It's not about you. It's about them."

自分に問題があるんじゃない。彼らに問題があるんだ。そんなこと気にしないで生きていかなきゃ! と彼女はその後も白人の男の子たちとは、いい友達でい続けた。 ルースはタフだ。
「他人がどう思うかなんてくそくらえよ。自分が誰であるか、どんなに優れているか、 そんなこといちいち赤の他人に認めてもらいたいとは思わないわ」

"You don't have to prove yourself for anybody"

これが、今でも彼女のモットーだという。
「赤の他人の抱えるステレオタイプ(固定観念)をこわすためにエネルギーを注ぐなんて時間の無駄だと思うわけ。 他人の感情にふりまわされてどうするの?わたしは、わたし。わたしの信じることをするまでよ」
ああ、ご立派!ホント、そうよね。

とってもお利口だったルースは、カナダのハーバードと呼ばれる名門大学に入学。
医者になろうとバイオ・ケミストリーを専攻するが、1年で「自分は医者には向いていない」と断念。
「専攻して初めて気がついたんだけど、わたし、血まみれの解剖とか病院の環境とかって嫌いだったのよね、あはははは」
ということらしい。医者になりたくないと思ったら、ああ、困った。ほかになにを勉強したいかわからない。
「自分の人生考えなおさなくっちゃ」
そう宣言すると、彼女は大学を休学。ウエイトレスをしながら自分の将来を考えることにした。
娘はエリートコースをまっしぐらだと安心しきっていた親は、大慌て。
だけど彼女は冷静だ。親を喜ばすために生きているのではない。 自分の道をしっかり自分で考えなくては…、とエプロンをきゅっとしめ気合いをいれたのであった。

ライフワークとの出会い

働きながらたどりついた結論は「心理学」。
自分の進む道を模索しながらいろんな人に会って、いろんなニュースを読んで、
「なんで人はこんなことするんだろう?」っていうことに興味をも持ったそうだ。
「よっしゃ、わたしは心理学を専攻するぞ!」
と勇んで大学に戻るが、学生課のおばちゃんに
「心理学は、もういっぱいなのよ。なんかほかのにしてくれない?」
と拒絶される。
「そんな!」
「1年も考えてたどりついた結果なのに!」
またまたどうしたものやらと考えていると、ある教授に
「ソシオロジーはどうだい?」
と勧められた。
「ソシ?オロ?ジ?」
なんのことやらわからなかったが、なんでもトライするのがルースのいいところ。ひとまずためしに授業をとってみると
「これだ!」
と運命の出会いを感じたという。
それからは、Sociology (社会学)畑を練り歩く。
机上の空論を唱える学者とは異なり、ルースは常に人の中に飛び込みソシアル・ワーカーとしてまさに世のため、 人のため、社会のためになる行動に惜しみなく時間を割いてきた。

「いろんな人とつきあってきたわ。大金持ちの不良娘、息子、こいつらの更生プロジェクトでは親の教育が大変だったわ。 なんでもお金でか片付けようとすんのよね。青少年の犯罪者の社会復帰援助施設みたいなところでは、 若いギャングの子がたくさんいてね、殺人経験のある10代の子にビリヤード教えてもらったりもしたっけね。 極悪犯が収容されている刑務所にも通ったわ。こんなひどい人間にはあったことがない!ってのがうじゃうじゃいたわね。 ニュースで極悪犯罪が報道されると『さて、こいつにはいつ会うのかな』ってかんじでね」

犯罪者も立派なひとりの人間として扱い、個人個人のプランを立てあげるのが仕事だったという。
「家族をさがしたり、心理学者に合わせたり、健康面の心配をしたり、裁判所にどういう対処法がベストかレポート書いたり…」
世のため人のため大忙しの毎日であった。人の役に立っているという満足感はあったが、毎日の刑務所通いに彼女は疑問を持つようになる。
「わたしの使命は犯罪を未然に防ぎ、ここに来ることのないように人を導くことだ!」
と悟り、刑務所から足を洗う決意をする。
「ショバ」に出て次に取り組んだのは、妊娠中のティ−ン・エージャーのお世話。

「虐待されて育ったり、ホームレスだったり、「家庭」とか「親」ってものがなんだかわからない女の子たちがいい お母さんになるようにサポートしてたわ。ある16歳の女の子がひとりで病院で出産するのがかわいそうでね、 わたしが立ち会って手を握っててあげたりもしたわ。彼女とは今もつきあいがあってね、 シングルマザーだけど立派に証券会社で働いて子供を育てているのよ。自分の家族のようにいとおしい存在ね」 ルースと出会えた少女たちは、なんて幸せだったのだろう…。

アメリカでドクターに!

ドクター(医者)になるのはあきらめたルースだが社会学でドクター(博士号)をとり、 畑違いながら立派なドクターとして今はシアトルの大学で教鞭をとっている。 「29歳で博士号をとろうと勉強しはじめたんだけど10年近くかかっちゃった」
と彼女は謙虚にいうが、パートナーの仕事でアメリカに引っ越してきたり、彼女自身も出産し、お母さんになり育児のため家庭に入ったり、いつでも彼女はフル回転。
すばらしい学歴と(大学院は2つも出てる!)あっぱれなキャリアをお持ちのエリート・ウーマンだが彼女はいつも自然体。 人のことなど気にせず、いつでも自由で、いつでも正直で、いつでも一生懸命。自分の信じる道をマイペースで軽やかに生きている。
「娘が家から出ていってくれたらUNICEFで働いて世界中飛び回るのが夢ね」
とルースは言う。これからも彼女は世のため人のため、みんなのさわやかな太陽となってさんさんと輝いてくれることでしょう。

ルースがんばれ!Let's Go Feisty!!

 
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